成長の機会が広がるテイクアウト・デリバリーサービス
新型コロナウイルス感染症の影響で家にいる時間が増え、
外出を控える傾向にあった消費者の利用経験が蓄積されることにより利用頻度が増えている。
また、生活様式の変化と共働き世帯の増加、パーソナライズされたフードデリバリー業態の仕組み化等により、
今後もさらに利用シーンが増えていくことが予測され、フードデリバリー市場の成長を予測できる。
2023年4月の外食・中食市場分析
2023年4月の外食・中食市場の売上は、2019年同月比で1.0%減となりました。客数は同9.5%減、一方で客単価は同9.3%増でした。
全業態計イートイン売上
2023年4月には2019年同月比で13.3%減となり、前月比で1.0ポイント増でした。
デリバリー売上
一方で、出前(デリバリー)の売上は、2019年同月比で76%増となりました。外食業態計(レストラン計)の出前(デリバリー)売上は、2019年同月比で見ると(図表3参照)、プラス成長が続いています。デリバリー増加のピークは2020年5月の204%増でしたが、その後も2ケタ増が続いています。2023年4月は同76%増でした。
テイクアウト市場規模
2022年3月から2023年2月までの1年間における外食業態テイクアウト市場規模は、2019年同期比で13%増の1兆9267億円でした。2020年はマイナス成長でしたが、2021年には2019年比+3%、2022年には同+13%と2年連続の成長を見せました。
引用:『CREST®*1 』外食・中食市場動向分析レポート
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